主人公サイドの目的

 主人公レオンハルトは、帝国のもとで戦う部隊長であるが、いずれ帝国を自ら打ち倒し、己の国を創りたいと考える野心家。
 一方、レオンハルトとともに戦うことになる、帝国の白き皇女シルヴィアは、帝国の現在の腐敗や厳格過ぎる支配による民の不幸を嘆き、帝国のありようを変えたいと願う。

 帝国の破壊と自らの手による新たな支配を望む、レオンハルト。
 帝国の変革と世界の安寧を望む、シルヴィア。

 彼らの戦いの行く末には、何が待ち受けるのか──?

聖なる大地ヘルヴェティア

 かつて女神エルナトが治めていた聖なる大地「ヘルヴェティア」。その地の底には遥か太古より封印された魔族たちが棲むイシュタがあった。
 劣悪なイシュタの地から封印を破り、女神を倒した魔族たちは地上に厳しい階級社会制度をもたらした。奴隷や最下層民ともなると魂を生贄にタクティカと呼ばれるエネルギーや兵器へ変えられる。敗北・隷属は死に直結する、人間にとってはまさに暗黒の時代であった。

 現在、ヘルヴェティアは女神を打ち倒した比類なき4人の魔王によって分割され、それぞれの国が築かれていた。女神エルナト軍の残党も再起を誓い各地に潜むが、女神が討たれたことで発生した制御を失った狂天使が各地に出没し、見境無く生命を脅かしていた。

ヴァルガニア帝国

 万象統べる闇の魔帝「カルヴィア」が支配する、最強の軍事力を持つ魔族の国。帝国の内乱を巡る謀略が、やがて周辺国への侵略戦争の足がかりとなる。

アークロンド公国

 気高き焔竜王「ジュリア」が支配する、強力な空軍力を持つ竜族の国。飛翔する者しか入る事を許さぬ堅固な空中都市からは時折優しい歌声が響く。

羅刹国

 勇猛たる百鬼王「ツバキ」が支配する、一騎当千な鬼たちの国。ヘルヴェティアにおいて独特の東洋文化を持つ国。

ネクログラード

 怜悧なる死冥王「エレアノール」が支配する、屍兵とゴーレム兵の国。最高の霊想科学力を有し、魂からタクティカを生み出す。

イシュタ

 世界の底にある呪われた大地。あらゆる資源が枯れ果て枯渇している。魔族は地上に進出する以前はこのイシュタのさらに地の底に封じ込められていた。

タクティカ

 生物の魂を生贄にして作られる力の結晶。魔力を効率的に増幅し供給する性質を持つため、燃料としても武具の素材としても用いられる。

魔王

 4つの大国を治める4人の魔族の王たちの呼称。ヴァルガニア帝国、アークロンド公国、羅刹国、ネクログラードの四大国をそれぞれ治めている。

霊想兵器
(レイスユニット)

 複数の魂を一つの生物に多重融合させて作り上げた生きるタクティカ兵器ともいえる存在。

霊想機関イシュベル

 神を倒すべく、タクティカを生み出す技法『ラオグラフィア』を発明し、研究していた機関。